ゼミ配属に向けて

ゼミ配属は、3年次からです。4月の「3年次オリエンテーション」で各ゼミの説明、配属に向けた面談があります。基本的に、国際学群では学生の希望が尊重されます学部改組後の国際学部は、2年前学期の「国際文化基礎演習」を経て配属が決定します。

国際学群語学教育専攻の教員の専門性は広範です。「言語」「英語」といったキーワードが関わるゼミであっても、関心や研究アプローチ、指導方針は教員により大きく異なります。国際文化学科の研究者総覧・シーズ集を読み、2年次の「語学教育系基礎演習」、後学期のオープンゼミ期間を活用して、希望する複数のゼミを事前に見学しておくことをお勧めします。


各ゼミの概要を知る上での参考情報

名桜大学HP「国際学部(国際学群)ゼミ一覧」

・過去に提出された卒業論文集(図書館のこちらで読むことができます。今後はオンライン化されるそうです)。

・教員による個人・ゼミHP:麻生ゼミ(ゼミ・卒業研究の概要。アクセスするには名桜大学アドレスへのログインが必要)、半嶺ゼミ(卒論題目一覧、担当教員の研究についての情報など)。

随時追加します。


ゼミ選択のポイント(私見)

言語学をテーマとする国際学部のゼミは本ゼミだけでなく、麻生ゼミがあります。本ゼミは英語学(また、意味論、語用論)、麻生ゼミは日本語学(特に琉球語学)を中心としています。言語学・方言の記述的研究、諸言語を類型的に扱う場合は、麻生ゼミがお勧めです(琉球諸語や日本国内の諸方言、形態論・語彙論は、麻生ゼミが強いです)。音声学は、日本語や言語全般を扱う研究は麻生ゼミですが、英語音声学をやるのであれば注意が必要です。英語教育ゼミにおいても取り上げられているテーマですし、言語の音声そのものを見たいのか、授業における指導法を扱いたいのか、によっても最適なゼミは変わってきます。国際学部(国際学群)には、英語系の教員が複数在籍しています。日本語教育、言語アイデンティティについても広く学ぶことができる充実性は国際学部の強みだと考えています。2年次までに関心を抱く分野の授業を履修し、各ゼミを見学し、担当教員と議論し、先輩達の話をよく聞いて、後悔することがないように決定して下さい。